警察に止められた理由は?
警察「君たちはこれ以上先にいけないよ」
ふぇっ!?
既に数十人はここを通っているはず
なにが起こったんだ?
抗議すると確認するから待てと言われる
「10ミニッツ!」
「5ミニッツ!」
5分10分で彼らが戻ってくるわけもなく
何度も同じやりとりを繰り返し
1時間半くらいして日も暮れた頃
「ここは通行禁止だ。ここから70km北にある街に行って許可証をとってこい。そしたら通って良い」
なんだそれっ
くっそ遠回り
JOJO「そのルールいつから決まったの?」
警察「今日から」
はぁぁぁ
現地人ツーリストも呆れる警察の対応
ぼくらの前にも足止めされてるグループがいた
そのグループにはイスラエル人がいてどうもそれが原因じゃないかという話だった
イスラエルはこの地域では嫌われもの
それっぽい理由だったけどそれならぼくたちは関係ない
責任をとりたくない警察
もうひとつあった情報は
どうもレインボーの開催場所が警察にみつかったと
別に内緒でやってるわけではないけど
許可はとってないらしい
この国ではISISやらなんやらの問題で警備体勢を強化している
ツーリストに万が一何かあった場合それは警察の責任
たくさんのツーリストが警察の目が届かない場所にいってほしくないのだ
許可制にしてしまえばなにかあってもそれはツーリストの責任になる
つまり彼らはただ責任がとりたくないだけだった
「日が暮れたら自分たちは街に戻る。そのあと君たちが何をしてもぼくたちは知らない」
現に警察のひとりがこうもらした
ここまでせっかくタクシーできてるしここで帰りたくはない
コーヒーを飲みながら警察が帰るのを待った
辺りに誰もいなくなった頃には真っ暗
ぼくたちはフランス、ドイツ、アメリカ、イスラエル、アルゼンチン、ギリシャ、リトアニア、オーストラリアと多国籍グループに増幅していた
この日は出発せず
カフェに泊まらせてもらって翌日の朝警察が来る前に出発しようということに
おっぱいポロリ
誰かがギターを弾きはじめ
音楽に合わせて身体を揺らし
皆で歌い
シーシャを吸って
当然のようにタバコがまわってくる
向かい側の白いタンクトップのこの肩ひもが外れっぱなしなんだけど
おっぱい見えてないこれ?
久しぶりに吸ったぼくは早々にダウン
テラスで寝袋にくるまって星を見ながら眠りについた
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