ベラルーシでナンパして嫁候補に出会った話 ~その6(完結編) 別れ間際のセックスから彼女との現在まで~

ベラルーシで将来の嫁候補に出会った話の第6話(完結編)です。

 

Tinderで知り合った32歳会計士のベラルーシ人美女。

ベラルーシ滞在最終夜にセックスし、そのままお泊まり。

翌日、出国のフライトまでの時間を彼女の部屋で過ごすことになった。

刻一刻と迫る別れの時。

離れたくない気持ちで頭の中が一杯だった・・・

 

前回までの記事

>>ベラルーシでナンパして嫁候補に出会った話 ~その1 ひたすらネトナン~

>>ベラルーシでナンパして嫁候補に出会った話 ~その2 会計士の美女とデート~

>>ベラルーシでナンパして嫁候補に出会った話 ~その3 決戦は金曜日!ミンスク最終夜~

>>ベラルーシでナンパして嫁候補に出会った話 ~その4 初セックスと心の充足~

>>ベラルーシでナンパして嫁候補に出会った話 ~その5 別れの日。彼女の部屋へ~

 

彼女とくっつきながら話していると、離れたくない気持ちがどんどん強くなっていった。

 

 

飛行機の変更も考えた。

でもそれをやってしまうと、ベラルーシを出るタイミングを失う。

 

ベラルーシに残ったらどうなるだろう。

きっと彼女とこのまま付き合うことになる。

 

彼女と一緒にベラルーシで過ごすのか?

それなりに幸せな日々かもしれない。

お金を払えばビザなんてどうにでもなりそうな国だ。

 

このまま一緒にいれば、きっと彼女のことももっと好きになる。

 

 

でも・・・

 

 

ぼくは今、このエロブログで生計を立てている。

 

話して理解してもらえる内容では決してない。

 

 

隠したまま付き合うのか?

 

 

もしバレたら?

 

 

傷つけるに決まってる。

 

 

また同じことを繰り返すのか?

 

 

別々に暮らしていればバレずにすむかもしれない。

でも、もし一緒に暮らすなんてことになったらどうだろう?

 

隠し続けるのはきっと難しい。

 

いつかバレる。

 

そして彼女を傷つける。

 

短い時間で色んなことを考えた。

 

もうひとつ。

ベラルーシから向かうバンコクで5日後に仕事の予定が入っていた。

 

バンコク夜遊び本の出版イベントの現地中継だ。

フライトの破棄・変更は現実的じゃない。

 

でも数日だけなら仕事にも間に合うし・・・

 

思考は堂々巡りになっていた。

 

 

いや、ダメだ。

 

 

やっぱり出よう。

 

 

15:50

出発しようと思っていた10分前。

 

「もう時間ね・・・」

 

「うん・・・・」

 

 

いやだ。

 

 

まだ行きたくない。

 

 

30分遅らせるよ。16:30に出れば17:15に空港。出発の1時間15分前なら大丈夫でしょ」

 

これで残された時間は40分。

 

彼女がキスしてきた。

それは軽いスキンシップをとるようなキスではなく、ねっとりとした本気のキス。

 

彼女の手がぼくの股間に伸びてきた。

 

自分から求めてくるのは初めてだった。

 

最後にもう一度セックスしたいってことだ。

 

彼女の部屋にはカーテンがない。

周りのアパートから部屋の中が丸見えの状態。

 

 

「これ、外から見えてるよね? おれはいいけど大丈夫?」

 

ここに住んでいるのは彼女。

後で気まずい思いをさせたくない。

 

「大丈夫よ。こうすれば」

 

彼女はブランケットに潜りこんだ。

ブランケットの中でお互い服を脱ぎ裸になった。

 

Maybe you need something

 

もじもじしている彼女。

 

ん?

あぁ! コンドームねw

こんな時でもしっかりしている真面目な女。

 

玄関に置いてきたカバンまで取りにいき、枕元に置いた。

 

暖房で温まった部屋でブランケットに潜るとすごく暑い。

 

汗をかきながら最後のセックスをした。

 

昨晩から数えて三度目。

 

あと30分後には着替えて出発していないといけない。

ゆっくりしてる時間はない。

 

ブランケットの中で69の体勢になると、暑いせいで、汗とま○この匂いが充満している。

エロい・・・

 

I wanna try different position

 

正常位で挿入しようとすると、彼女は自分からそう言ってきた。

これも初めてのこと。

 

身体を後ろ向きにして、寝そべる彼女。

バックから挿れてほしいってことだ。

 

「痛くない?」

「うん、大丈夫」

 

昨晩は痛がってやめたバックも大丈夫だった。

ブランケットの中で肉付きの良いおしりに腰を打ち付ける。

 

このまま回数を重ねれば、彼女はもっと積極的にセックスするようになるだろう。

この3回でどんどん良くなってきているのを感じる。

 

最後のセックスという状況がそうさせたのか、彼女が積極的になって興奮が高まったからか、

なかなかイかなかった1回目と違って、すぐにイってしまった。

 

ベッドに横になると、彼女はぼくの首元に顔をうずめてきた。

 

息を深く吸い込んでいる。

 

「どうしたの?」

 

「あなたの匂いを覚えてたいの」

 

 

おでこ

 

 

首筋

 

耳の後ろ

 

 

彼女は目を閉じながらぼくの匂いを嗅いでいた。

 

ふと時計をみると、16:27になっていた。

 

「もう時間だ。行かなきゃ・・・」

 

ベッドから出て急いで服を着て荷物をまとめた。

 

シーツを身体に巻いた彼女は、沈んだ表情を浮かべて立ち尽くしている。

 

Uberでタクシーを呼んだ。

待ち時間は3分。

 

別れのときがきた。

 

I really enjoyed time with you. Thank you so much for everything. It was great meeting with you. Now I like this country a lot because of you(君と過ごして本当に楽しかった。ありがとう。君に会えてよかったよ。君のおかげで、この国を大好きになった)

 

彼女のおかげで本当にベラルーシが好きになった。

100%本音だ。

 

Thank you. I enjoyed too(ありがとう。私も楽しかったわ)

 

Well….I’m not asking you to wait for me but…. I hope we can meet again soon…. right?(えーと・・・待っててくれとは言わない。でも、また近いうちに会える・・・よね)

 

When?(いつ?)

 

I dont know. Sorry… I can’t make any promise about it(わからない。ごめん・・・約束はできないんだ)

 

口ではなんとでも言える。

でも嘘をつきたくなかった。

 

Ok…

 

彼女の目には涙が浮かんでいた。

 

If you missed your flight, come back to my room. I will cook Belarusian food for you tonight(もし飛行機に乗り遅れたらここに戻ってきてね。今晩は私がベラルーシ料理作るから)

 

涙目で無理やり笑顔を作る彼女をみていると、こっちまで泣きそうになる。

 

最後に強く彼女を抱きしめ、ぼくたちは別れた。

 

 

アパートの下にはUberで呼んだタクシーが来ていた。

 

乗り込んで空港へ向かう。

 

このまま渋滞にでも巻き込まれて間に合わなければいいのに・・・

 

ミンスク郊外の景色を眺めながらそう思った。

 

 

もしかしたらこのやりとりをおかしいと感じるかもしれない。

 

たった2回会って一晩一緒に過ごしただけの関係。

 

でも本当にぼくは行きたくなかったし、彼女も同じように思っていたはずだ。

 

ぼくの心は満たされた。

 

彼女も心も満たされただろう。

 

でもそれは短いひとときのこと。

 

それに一体なんの意味があったのか?

 

答えはわからない。

 

ベラルーシには必ずまた来たいと思っている。

いつになるかはわからないけど・・・

 

そのとき彼女が結婚していたり、彼氏がいたりしたらそれでもいい。

そうでないと、今度こそハマってしまいそうな気がする。

 

今、ミンスクからバンコクに向かう飛行機の中でこの日記を書いている。

 

この気持ちがいつまで続くかなんてわからない。

きっとすぐに冷めてしまうだろう。

 

遠距離恋愛が難しいことはこれまでの経験から十分分かってる。

 

それに、ぼくたちがミンスクで一緒に過ごした時間は短すぎた。

 

 

 

 

でも・・・

 

 

 

ぼくは彼女とベラルーシのことを一生忘れない。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

エピローグ 〜彼女との現在〜

 

 

久しぶりに書いた恋愛系のセンチメンタル記事でした。

 

記事を書く中で彼女のことを思い出し、何度も切ない気持ちになりました。

 

ミンスクを離れてから2ヶ月半。

 

お互いの写真を送り合ったり、電話したり、連絡はとってました。

 

ただ、予想していたとおり、最初は毎日していたメッセージは次第に少なくなり、週に一回連絡をとるかどうかくらいの頻度になっていました。

 

このままフェードアウトしてしまうのかな・・・

 

そう思い始めたときに書きはじめたこの記事。

記事を編集していく中でいてもたってもいられなくなったぼくは、彼女にメッセージを送りました。

 

「会いたい。もし君が東京に来てくれたら嬉しいな・・・」と。

 

ベラルーシから日本への旅行。

時間もお金もかかる。

 

来て欲しいと言ったのはだめもとでした。

 

 

すると

 

 

 

 

 

本当に?

 

 

ねぇ、本当?

 

 

 

 

最初は半信半疑だったけど、本気みたい。

 

 

彼女が東京にやってくる。

 

 

来日はだいぶ先になるけど、ビザもフライトも既に手配済みだ。

 

 

 

果たしてこの物語にどんな続きがあるのか?

 

 

 

ぼくたちの関係は一体どこに向かうのか?

 

 

 

答えはまだわからない。

 

 

 

 

ベラルーシでナンパして嫁候補に出会った話 〜完(仮)〜

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

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ぜひご覧になって下さい。

 

 

 

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このセンチメンタル恋愛シリーズが好きな方はたぶんこちらの記事も好きです。

>>【キルギス・ビシュケク】Tinderで釣った女の子の家に転がり込んでしばらく居候した話 〜その1 太ももを見つめながら〜

>>アルゼンチン人女子大学生との恋 〜その1 出会い〜

>>スタイル抜群ロシア人をビーチでナンパしてボルシチ作ってもらった 〜ドミニカ共和国番外編〜

>>日本人女子といい感じになってしばらく2人旅した話 〜その1 出会い〜

 

 

 

 

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25 件のコメント

  • こんにちは、はじめまして
    時々のぞき見に来てます。
    今回のベラルーシの話、とても面白かったです。
    私も彼女がスウェーデンにいるので遠距離恋愛ですが、毎日メールで楽しんでます。5月には会いに行く予定です。
    海外風俗はあまり興味ないのですが、jojoさんの人間の暖かみが感じられるブログがとても好きです。今後も更新を楽しみにしてます。

    • スウェーデンとの遠距離ですか!それは大変ですね・・・
      うまく行くことを願っております。

      更新の励みになるコメントありがとうございましたm(_ _)m

  • これは泣いた。

    その10日間の後はどうなるか分からないけど、少なくともその10日間は生涯忘れないものになるでしょう。

    幸せになってくれい!

    でもエロブログは辞めないでねw

    • おっしゃる通り、忘れない経験になると思います。

      励みになるコメントありがとうございます!!!

  • ドラマよりドラマですね。。。どういう結末でも興味があります。
    読者としての本心はぜひ結婚して本か映画化して下さい!!

    • 実話ですからね〜笑

      また新たな展開があれば記事にします。

      読んでいただきありがとうございます!!

  • 結婚とかって、本当タイミングや縁ですもんね〜。
    私はそうでしたw思いもよらない形から結婚になりましたw

    JOJOさんのゴールインも見たい気がするー!!www

    • 国際結婚されてるんですか!? 素晴らしいですね〜
      ぼくは多分できませんwww

  • いいお話でした。
    不躾な質問かもしれませんが、もしこの方と結婚することになったら、この方を日本に呼びますか?それともJOJOさんがベラルーシに住みますか?

    • コメントありがとうございます!

      ベラルーシに住んだ方が経験として面白そうな気がします^^

  • 何が本当に大切なのか考えさせてくれる記事でよかったです。

    私自身記事を書きますが、時々これは誰のための記事なんだろうかと考えることがありますね。(お金のための記事は大体クソ記事が多いです。)

    とても文章表現が上手だと思います。

    これからも楽しい記事がかけるといいですね。

    • 誰のための記事か・・・確かに考えることありますね。

      読者のために書く記事がほとんどですが、これは自分のために書いたような気がします。

      コメント嬉しかったです。ありがとうございます。

  • 旅冥利ですね。
    とても良いと思います。
    先日、バンコクに8泊10日行きました。
    訪泰前にネトナンで知り合った女性と2晩。
    美人でもないけど、みょーに楽しく、飛行費に乗り遅れたと言って、もう一晩おかわり。
    せっかくのバンコクなので、テーメーにも行きたいし。って予定だったし後で行ったけど、たった数日なのに昼のバンコクの食堂で泣きまくった。

    また、海外旅行して、新たな出会い新たなドラマしたいな。
    JoJoさんがエロブから、外人嫁をもらった結果の日常ブログになっても読むよ。
    エロブのままでも読むけど。
    情報が掲載されてるより、味あるブロガーのブログの方が面白いし。
    エロは誰でもできるけど、世界中で探して結婚になった外人嫁との日常は誰でも辿りつけないよ。
    ま、どっちにしてもファンだけど。

    • 楽しんでますね〜

      嫁が見つかったら嫁日記書きます。

      ありがとうございます!

  • その後、この女性はまだ訪日してないんですかね?続きが気になってます!

      • 続きが気になりすぎます!
        記事を読んでいてとても感動したのと同時に、ベラルーシという自分に馴染のなかった国に興味が湧いています。
        続きの記事を楽しみに待っています!

  • 「ベラルーシ 風俗」と検索した自分が情けなくなりました。
    ほっこり感動したいい話でした。

  • その女性との後日談がものすごく気になります….

    JOJOさんのエロの中の人間性が出るのがものすごく好きでいつも応援してます!
    私も経験人数300人(外人:3人)を超えて遊びまくってたのに,1ヶ月入院してた時に担当してくれた看護師と婚約して一切遊ぶのをやめたにも関わらずJOJOさんの更新を楽しみにしている変わり者の自分にどうか後日談を….

    私は九州一の繁華街がある場所に住んでおりますのでよければまた遊びにきてください.
    ご飯奢らせてください.

    • 担当の看護師と婚約ってなんかすごいいやらしい展開ですねww
      続きはひとまず夏に出版予定の本に書く予定ですので読んでくださいw

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