同居の日本人♀「JOJOさんテント持ってないんですか?」
JOJO「ないけど・・・・」
同居の日本人♀「今日お腹痛くてしゃべるのしんどいんで、みんなの前では頑張ってしゃべりますけど気にしないで下さい
」
JOJO「大丈夫?薬いる?」
同居の日本人♀「いえ、大丈夫です。わたしケミカルは飲まないので」
実はこの前から小屋の中では会話するけど外で話しかけても彼女はすごい素っ気なくて
ぼくとコミュニケーションをとりたくなさそうな雰囲気を感じていた
てかテント持ってたらこんなところで寝んわ
なんかめんどくさいので引越することに
JOJO「ちょうどここ出てこうと思ってたしゆっくりしてねー」
♀「すいません、なんか追い出しちゃったみたいで・・・・・」
JOJO「それはいいけどおれが使ってたラグマットかえしてくれる?」
初日とこの日と、ぼくがキープしていたラグマットを2回断りなく彼女に取られていた
「一言断りなよ」
とはわざわざ言いません
大人だもん
毎晩ブランケット貸してあげてたのになー
結局このことは一切ハグしないままさよなら
レインボーなのに・・・・・
まぁ日本人同士だとなんだかね
こういうとこでそれを意識して避けるのもどうかと思うけど
ということでお引越し
新しい家はここ
風除けに石やトタンを積み上げて即席の壁を作った
あ、完全野外です
快適〜
と思ったら夜は死ぬほど寒かった
推定気温5℃
「今夜のディナーはSushiだぜー!ヒャッホーイ!!!」
そう、この日は寿司作ることになっていた
200人分の寿司 in 砂漠
これは日本人として手伝わないわけにはいかない
でもどーやって?
酢と砂糖と塩があれば酢飯は簡単に作れる
大量の海苔としょうゆを寄付してくれたひとがいたのだ
ベジタリアン飯なのでのり巻きの具は野菜のみ
大量のきゅうり、人参、赤かぶを細かく刻んで塩もみして具を用意した
16kgの米を一気に炊いて酢飯を作る
作り方に興味があるヒッピー達もたくさんいて
最終的にはのり巻きレッスンに!
巻くときはなぜかみんな最後に海苔に水を塗って糊づけしようとするんだけどなんなんだ・・・・
変なの
こうしてできた50本の太巻きをヨルダン人シェフが自前のナイフでカットして完成!
思ったより上手くできたし
みんな「Sushi!!!!!! Wowwwwww!!!!!」って喜んでくれたので嬉しかった
手伝ってくれたヨルダン人シェフをはじめ
イスラエル人(♀):日本に3ヶ月くらい旅行してた
エジプト人(♀):日本への旅行中毎日寿司食ってた
オーストラリア人(♂):日本語勉強中。移住も視野にいれるほどのアニメオタク
カナダ人(♂):日本に住んでたことがあり日本語もぺらぺら。日本のレインボー参加経験もあり
ざっと思い出すだけでもこれくらい「日本大好き!!」ってひとがいた
色んな国を旅してきたけど
ぼくが日本人だからという理由で嫌な思いをしたことはこれまで一度もない
むしろどこにても日本人と言えば好印象を与えることの方が多い
ブロンドの髪と青い目が欲しいな〜
そしたらもっとモテるだろうに〜
と思うこともあると言えばある
それでも日本人であることで得をしていることもたくさんあるし
それはそれで満足している
まぁ不満を持ったところでどうしようもないんだけど
ビザなしで行く事ができる国の数も相当多いしね
最近ちょこちょこ中国人のバックパッカーに会うけど
彼らは本当に大変だ
申請してお金も払ったのにビザがもらえないとかザラにあるみたいだし
日本好きのイスラエル人(♀)と一緒にブランケットにくるまっていちゃいちゃしながらそんなことを考えていた
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