旅に出て2回目!中東で強盗に遭った話 〜その5 痛すぎるからやっぱり病院へ〜

夜行バスの長時間移動直後の身体にはさすがに堪えたらしい

疲労感が押し寄せてきた

壊れたカバンと大きな荷物を引きずって宿に向かう

宿に着くなり質問攻めにあった

血を流した旅行者がいきなりやってきたらまぁそうなるか、、

「ほんとうに申し訳ない」

地元のひとたちは皆そう謝った

おしゃべりな彼らのせいで話はどんどん拡散していき

次々にぼくのもとにひとがやってくる

気持ちはありがたいけどもうそっとしておいてほしい

旅行者は目を輝かせて詳細な状況を聞いてくる

そんなに危ない話が好き?

もう勘弁して

疲れ果てたぼくは泥のように眠った

そして数時間後

痛みで目を覚ました

刺された場所の周りから指まで腫れていた

ナイフはどう見ても綺麗なものには見えなかった

傷口の洗浄が充分かもわからない

だめだ

やっぱり病院にいこう

保険会社に電話をしてその街で受診できる病院を教えてもらいひとりで向かった

英語通じるのかな・・・・

不安に思いながら到着したのは

予想よりもずっと大きな病院だった

腕を見せると救急窓口にまわされる

すぐにやってきた医者は流暢な英語を話した

「ちょっと指動かしてみて」

「うん。問題ないね!ちょっと縫うだけで大丈夫だよ」

ここまでの記事で重傷を思い浮かべていた読者の方

お待たせしました

傷口の写真はこちら

・・・・・

写真貼れないよー(つД`)ノ

次の国に行くまで更新を待とうか迷ったけど、

そこまで引っ張るほど面白い話じゃないのでしゃーなしに写真抜きでいきます

この国のネット規制ほんとどーにかして

傷は大体1センチくらい

縫ったのはたったの1針です

いや、、、、

小さいけどグサッと刺さったし深いんだよ?

だいぶ待たされはしたものの

抗生剤と痛み止めをもらって治療は終わった

途中で保険会社から連絡を受けた現地のエージェントが来てくれた

おかげで現金を支払うことなく受診することができた

便利な世の中だな

治療費は薬代も含めて約50ドル

高いのか安いのか分からない

その日の夜は超絶美人の現地女子と会う予定だった

でも手が痛くてナニもできなそうなので事情を話してキャンセルした

「まーひどいわ。本当にごめんなさい」

「この国を嫌いにならないでね」

現地女性の反応は大体こんな感じだ

「君のせいじゃないよ。どこにだって良い人もいれば悪い人もいる。これが原因でこの国まで嫌いになったりしないから心配しないで」

「君みたいな美しい女性がいる国なんだから」

こうなったらネタにしてしばらくこの流れで楽しんでやるんだぃ

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とまぁこんな具合でした

キューバとか中東とか比較的治安が良い地域でやられて

なんだかまぬけで恥ずかしいです

とはいえ結果的には何も取られなかったし

幸い怪我も大したことなかったのでまぁ良しとします

知り合いの旅人がルーマニアで若者ギャング5人に囲まれたとき

「ハァーーチョー」

の掛け声と拳法っぽい構えをしたところ相手がビビって逃げ去ったっていう話を聞いたことがあります

だいぶ嘘くさいけど本人曰く実話だと

東洋人はみんな武術が得意って思ってるひともいるってことですね

ぼくも達人のふりする練習して備えておこーっと

ではまた!

 

 

 

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2 件のコメント

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    大変な目に遭いましたね。不幸中の幸いと言いますか、何よりエロに不自由な腕にならなくて良かったです。ちなみに中東のどこら辺の国なのでしょうか?差し支えなければ教えて欲しいです。

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    konuさん、
    ご心配おかけしました。
    ビンビンしてますので全然問題ないですよ!
    国はですね、、、ちょっと事情があって濁しているので察していただけると幸いです。笑

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