アディスアベバでナンパした女の子とデートからお持ち帰り　〜その３　ホテルに連れ込んだら日本人の友達とバッティング〜

JOJO「今日の夜一緒に過ごしてくれない？嫌かな？」

N「いいけど・・・・・どこで？」

JOJO「ホテル探そうよ」

N「ID持ってるの？」

JOJO「パスポート持ってるから大丈夫」

（てかなんでそんなこと聞いてくる？やっぱり嬢・・・・？）

N「どこのホテル？」

JOJO「ピアッサは？」

彼女がこういうのに慣れてるとしたらホテルも知っているかもしれない

でもチキンなJOJOは美人局の可能性まで排除しきれていなかったので

主導権を彼女に渡したくなかった

ピアッサは観光客が集まる繁華街だ

いくつか知ってるホテルがある

知らないホテルに行くよりも万が一トラブルになったときに英語の話せるスタッフがいる分安全度は高いだろう

乗り合いバン（エチオピアではタクシーと呼ぶ）でピアッサに向かった

知ってるホテルへチェックインしようとするとなんと満室

別のホテルに移動

レセプションに向かう階段登るとアジア人男子の横顔が見えた

・・・・・・やばっ

知り合いだっ！！

知っているホテル＝日本人旅行者がよく使うホテル

最悪バッティングもあるかなーとは思っていたけど

まさかいきなり恐れていた事態に遭遇するとは

彼は普通の友達なので彼自体に知られることになんの問題もない

こんなに大げさに書いてるのは別の理由があって

彼も仲が良い共通の女友達にバレると非常にまずい状態だったのだ

（理由は察してください）

とにかく慌てて身を隠した

が、どうも見られたっぽい気がしたので

仕方なく彼のもとに向かった

彼女はぼくの慌てぶりに大笑い

「久しぶりー！元気？」

彼女も交えて英語で話をしながら

会話の合間に日本語で口止めを試みる

「分かってるんで大丈夫っすよ。笑」

ふーっ

助かった

「ダブルの部屋は空いてますか？」

スタッフは彼女の方をちらっと見て

何かを察したかのように静かに対応

幸い部屋を確保することができた

ダブルの部屋で1泊1500円程

エチオピアにしては高いホテルだ

部屋に入るとベッド近くでなにかが動いた

まさか・・・・・

南京虫だ

南京虫はバックパッカーが最も恐れる虫

不衛生なベッドに潜んでいて夜な夜な身体を歩き回る

噛まれるとその痒みは尋常じゃなく

しかも痒みは数週間続く

そしてその後数ヶ月は赤く腫れたぼろぼろの肌で過ごすことになる

フロントに戻って事情を説明し他の部屋に替えてくれるよう頼んだ

でもこの日はいっぱいで他の部屋は空いていないと言う

仕方ない・・・・

フロントで貰った武器を片手に部屋に戻った

戦闘開始

無事数匹をやっつけた

さらにゴキブリも参戦

こっちも激しい格闘の末退治

あー疲れた

エチオピアのホテルの質は本当に低い

さぁ今度はこっちの番だ

抱き寄せてキスをすると

彼女は自分から舌を絡めてきた

 

 

 

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