遡ること1年ちょっと前。
1ヶ月のフィリピン滞在を終えたぼくはブルネイに向かった。
フィリピンの夜遊びについてはがっつり記事にまとめているのでこちらをどうぞ
ブルネイ? なにそれ?
って方が多いと思うので地図をば・・・
東南アジアいちマイナーな国・ブルネイ。
国教がイスラム教で、風俗はおろか酒さえ売っていない厳格な国でもある。
バックパッカーですらそんなに行かない国にエロブロガーのぼくが行ったのは、ただの興味本位だった。
イスラム教の国は人が優しくて旅をするのがもともと好きだったのと、フィリピンからの飛行機がたまたま安かったので。
マニラから飛んで2時間でブルネイについた。
首都のバンダールスリブガワン。←名前覚えられんw
入国したらまずはSIMをゲット。
夜23時過ぎてたけど店が空いてて良かった。
10ブルネイドル(=800円)で1GBのデータつき。
街まで行くバスはすでに終わっているので、空港で寝ることにした。
空港がしょぼくないか心配してたけど、思ったより立派。助かった。
夜中の便はないみたいで空港内にはほぼ誰もいなくなるのに締め出されないし、ありがたくゆったり寝させてもらった。
昨夜の寝床
そろそろこの生活卒業したい pic.twitter.com/T7ilmTR5Jn
— JOJO@海外エロブロガー in 東京 (@WORLD_SEX_TRIP) 2018年2月11日
↑手すりなくてめっちゃ寝心地良いベンチwww
ガヤガヤしてきて目が覚めた。
しばらくぼーっとしてから両替へ。
余っていたフィリピンペソをブルネイドルに替えた。
760ペソを替えて20.14ブルネイドル(BD)。
公式レートより良いんだけどなにこれw
タクシー勧誘を振り切ってローカルバスへ。
「いつくるかわからないよ」とタクシードライバーに言われたが、2分くらいでバスがきた。
街までのお値段、1BD!(=80円)
安い!
ちなみにタクシーだと60~80BD(4800~6400円)くらいするそう。
たっか・・・
ブルネイの物価は結構高い。
天然ガスと石油で国の経済が潤っているらしい。
だから道路や街並みは綺麗。
ブルネイの印象についてはリアルタイムで書いたこちらの記事をどうぞ。変わった国で面白いです!
街についたらまず腹ごしらえ。昨日の夜からなにも食べてない。
良さげな食堂を見つけたので適当にぶっかけ飯を・・・
うまい! マレー料理なんかな?
さて、次は宿探し。
調べていたユースホステルに行ってみたら閉まってて、もう1つ調べていた安宿へ。
- ドミトリー:18BD(1460円)
- シングル:30BD(2400円)
高いしクオリティ低い・・・
超しょぼい宿のドミで18BD(ブルネイドル)=1470円
ブルネイには安宿ってものがほとんどない
旅行者は少なそうだし、需要がないんだろうな… pic.twitter.com/ZKHklZC5Z8
— JOJO@海外エロブロガー in 東京 (@WORLD_SEX_TRIP) 2018年2月11日
シャワーを浴びてしばし仮眠。
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目を覚ますと午後3時。
ブルネイの滞在は少ない。今日これからやることは決まってる。
風俗調査だ!
ここブルネイはイスラム教が国教。表向きはエロなんてあるはずもない。
ぼくが掴んでいた情報は、マレーシアとの国境の街に風俗があるということ。
早速ローカルバスに乗り込んでマレーシア国境に向かった。
だんだんなにもなくなっていく。
40分ほどで到着。
思っていたより早い。
さて、国境越えますか。
そう、ブルネイの風俗は正確に言うとブルネイの中にはない。
国境を越えたマレーシア側にある。
マレーシアでは酒が禁止されていないため、ブルネイ人はわざわざ酒を飲むためにこの国境までやってくる。
そこに風俗もあるってわけだ。
ということで、ブルネイ滞在24時間以下で一旦出国。
車用のイミグレしか見当たらないので、仕方なく車用の窓口に徒歩で並んだ。
(歩いて国境越える人が皆無w)
国境を越えて歩いていくと、すぐにローカル酒場らしきものが見えてきた。
フードコートのようなこの建物の中にたくさん入っている。
飲み屋というより、酒も飲める中華料理の屋台って雰囲気。
酒屋もある。
エロいお店あるのかな。ワクワク。
さて、どうしたもんか。別に酒が飲みたくて来たわけではない。
情報収集するために、その辺で酒を飲んでいる中国人っぽい人に話しかけてみた。
JOJO「英語できる?」
中国人風の男「できるよ」
JOJO「あの、リンバンてここから遠い?」
この先にあるリンバン(Limbang)という街に風俗があると聞いていた。
中国人風の男「車で45分〜1時間くらいかな」
結構遠いな・・・
中国人風の男「なんもないからわざわざ行かなくていいよ。 行くならKKまで行かないと」
JOJO「ん? KKて?」
中国人風の男「コタキナバル」
あぁ! 聞いたことある!w
コナキタバルまでは4~5時間かかるらしい。
JOJO「リンバンまで行くバスってないの?」
中国人風の男「ないよ。君、車ないの?」
JOJO「歩きっす」
中国人風の男「は?」
JOJO「バスできたっす」
中国人風の男「まじかよw それだとタクシーしかないな」
JOJO「えぇぇ・・・」
中国人風の男「ははは! とりあえずビール飲みなよ?」
おじさんがビールを買ってくれた。
一人で飲んでると思いきや奥さん連れで、なぜかそのまま一緒に飲むことに。
話してみると、中国系のブルネイ人夫婦だった。
せっかくなのでブルネイのことを色々聞いてみた。
お酒はブルネイに持ち込むことはできるらしい。
ただ、量が缶12本とボトル2本だけ、自分で飲む分のみOKと決まってるんだとか。
彼らのような中国系のブルネイ人は国民の10%くらいいて、ムスリムではない。
イスラムが国教の国に非イスラム教徒が住むって結構大変そうだな・・・
イランとかパキスタンに比べたら、ブルネイはだいぶ緩そうではあるけども・・・
ブルネイの物価が気になって色々聞いてみた結果がこちら。(聞き間違ってたらすんませんw)
- 給料:
- 警察:700~800BD(56000~64000円)
- ウェイトレス:300~400BD(24000~32000円)
- 先生:2000~3000BD(16~24万円)
- 家賃(安い部屋):350BD(28000円)
- 医療費:
- 医者:1BD(80円)
- 薬:無料
- 水道代:10BD以下(800円)
- ガス代:10BD/1トン(800円) ←トンてどれくらいなんだろ・・・
- 電気代:50~100BD//1ヶ月(4000~8000円)
- ガソリン:50セント/L(40円)
- 学費
- 幼稚園:270BD/1ヶ月(21600円)
- 公立学校:25BD/1年(2000円)
- 私立学校:200BD/1ヶ月(16000円)
日本に興味あるみたいで、物価を比較しながら聞いてたんだけど、ブルネイは医療費や公立の学費が安かったり、あとは資源のおかげでガス・ガソリンが安いのは凄い良いなと。
あとは中国系はブルネイ軍に入れないとか、禁煙エリアでタバコを吸うと罰金300BD(24000円)取られるとか、色々教えてくれた。
「ところで君、こんなところでなにしてんの?」って話になって(そりゃそうだ)、自己紹介しつつ正直にナイトライフのリサーチをしてると伝えた。
ブルネイ人のおじさん「うーん・・・ここにはいないと思うよ」
JOJO「そうかぁ・・・やっぱりリンバンまで行くかな。一泊して戻ってくればいいか・・・」
ブルネイ人のおじさん「ちょっと待って」
周りの人に色々聞いてくれるおじさん。
「リンバンまで行かない?」って車に乗せてくれそうな人まで探してくれてる。
ほぼ趣味のたかが風俗調査のためにここまでやってくれるなんて・・・
もう、ブルネイ人優しすぎ大好き・・・
そして・・・
ブルネイ人のおじさん「夜になったらあっちに女の子いるみたいだぞ!」
JOJO「ホント!? ありがとう!」
よっしゃ! 情報掴んだぞ!
続く
>>東南アジア最後の秘境・ブルネイで風俗調査②【激レアなブルネイ風俗情報・画像あり】
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