ドイツ・ケルンでヨーロッパ最大の売春宿の閑散とした現状を目の当たりにしたJOJO。
FKK巡りを切り上げて南米に向かうことにした。
ケルン中央駅からICE(新幹線)でフランクフルト国際空港に直行。
マドリード経由サンパウロ行のチケットを買っていた。
フランクフルト国際空港はハブ空港なのでいつも混んでいる。
コロナの影響か、この時はガラガラだった。
規制が厳しかったこの時点ではまだ気軽に海外旅行する空気ではなかったんだろう。
ブラジルの入国条件を以下にまとめる。
【ブラジルの入国規制・隔離条件】※2022年3月現在
以下の条件で隔離なしで入国可能
- ワクチン接種証明書
- 出国前72時間以内のPCR
- ANVISAのTraveler Health Declaration (DSV)登録
DSVはブラジル政府が用意しているデジタル入国登録。
以下ページから必要情報を入力するとメールが届くので、そのメールを搭乗時に見せる手順だった。
https://formulario.anvisa.gov.br/

入力後に届く確認メール
ちなみに、経由地のスペインもTravel Health Passなるデジタル入国登録が必要だった。
経由の場合でも必要とのことでこちらも入力。
コロナ禍の旅はこれがややこしくて、経由地の条件までいちいち調べる必要がある。

航空会社はAirEuropa。
フランクフルトからマドリードまではたったの2時間。
ヨーロッパ内の移動は日本の国内線並みに早い。

マドリードの乗り継ぎターミナルはガラガラだったが、サンパウロ行きの搭乗口は意外にも混んでいた。

とはいえ後方座席はガラガラで、3シート独占できる快適な空の旅。
完全に横になれるこれなら11時間でも楽勝。

途中、ポルトガル語の勉強してたら指差し会話帳に「ボアッチ=風俗」が出てきてニヤニヤしてしまった。


サンパウロについて、まず購入済みのブラジル対応 eSIMをアクチベート。
というか、自動的に繋がるはずだった。
が、繋がらない。
ドイツに続いてまたかよ。
空港のwifiに繋いで、eSIMのカスタマーサポートに連絡。
あれこれ指示され設定を変えるが一向に繋がらない。
そうこうしてるうちに、空港の無料フリーwifi限度である20MBを使い切ってしまった。
Airalo、もう二度と使わんぞ。
今回の旅では世界中カバーしてるeSIMのairaloを使ってみました。
結論→微妙
・ドイツとブラジル2カ国で使用
・マニュアル通り設定しても2カ国とも繋がらずサポートへの連絡が必要だった
・速度が遅い。フランクフルト街中でも圏外になったり pic.twitter.com/Vn21kSDfci— JOJO🇺🇦NO WAR (@WORLD_SEX_TRIP) March 27, 2022
ちなみにサンパウロのグアルーリョス国際空港ではSIMカードを買えない。
外国人がたくさんやってくる国際都市なのに、ひどすぎないかいブラジル?

仕方なくもう一台のサブスマホを無料wifiに繋ぎ直して、Uberを手配。
グアルーリョス国際空港はターミナルまで直接Uberを呼べる。
※リオのSDU空港はダメで、空港の外に出る必要があった
市街地まで安く移動するならバスとメトロの乗り継ぎになるが、タクシーがべらぼーに安いので、よっぽど節約したい人を除いてタクシーをオススメする。
治安悪いので全荷物持って移動中に強盗されたらたまらんし。
45km 55分乗ってたったの2000円ほど。お得すぎる。


宿はなんとなくホステルのドミトリーにしてみた。
安いのはもちろん、なんとなく世界一周当時を思い出したかった。
宿についたのが朝10時。
まだチェックインできない時間。
まずはSIMをなんとかしたい。
Claroという通信会社が良いと聞いていたので店舗の場所を確認。
宿から徒歩15分ほどのモールの中にあった。
行ってみると、少しだけ英語を話せる人がかろうじて一人だけ。
「ちょっと待ってて」
番号札を渡されて待つ。
15分後。
「今はSIMを買えない。システムがダウンしてる」
はい? そんなことある?
「30分後に戻ってきて」
しょうがない。フードコートで時間を潰す。

ブラジルの定食
30分後にClaroに戻った。
さっきいた英語を話せる人の姿は見えず、ポルトガル語のみの対応。
スペイン語なら多少話せるが、ポルトガル語はわからない。
※似てるけど聞こえ方が全然違う
また10分ほど順番待ち。
「システムがダウンしてるから買えない」
いやいやいや。さっき30分後に買えるって言ったじゃん。
この時間なんだったんだよ。
Google翻訳で会話するも「無理」の一点張り。
他のClaro shopなら買えるのか聞いてみた。
他店舗のシステムが生きてるならそっちで買う。
「無理」
はぁ・・・
サンパウロは都市圏人口が2000万人を超える大都市だ。
もちろん外国人だってたくさんいる。
有名な通信社がシステムダウンで全店舗SIMカード買えないってそんなことある?
とはいえ文句を言ったところで何が変わるわけではない。
諦めて宿に戻っている途中で、もう一つの大きな通信会社を見つけた。
VIVOという会社。
「パスポートはコピーじゃだめよ」
ギリギリ通じた英語でそう言われた。
SIMを売ってくれそうな雰囲気ではある。
急いで宿に戻ってパスポートを持って再度VIVOへ。
やっと買えた・・・
が、ここでまた新たな問題が。
データプランを購入したり、データ残量を確認する専用アプリがダウンロードできない。
日本のアップルアカウントだと検索しても表示されないのだ。
ブラジル滞在中何度も同じ状況に悩まされるが、ブラジルには外国人旅行者には使えないサービスがたくさんあった。
不便すぎる・・・

VIVO Easyが専用アプリ。アップルアカウントが日本だと検索しても表示されない
困り果てていると、スタッフのお姉さんが自分のスマホでJOJOの電話番号のアカウントにログイン、データプランを購入してくれた。
親切で助かった。
これでようやくSIMカードゲット。
ブラジルに行く人は、ブラジル対応のSIMを事前にネットで買っておくことをオススメする。
現地で買うのは面倒だし時間もかかる。
宿に戻ってしばらく作業して、カイピリーニャを飲んだ。

ブラジルと言えばカイピリーニャ。
ライムを潰して砂糖、カシャーサ、氷を入れてシェイクしたカクテル。
カシャーサが40度以上あるので、大きめのグラスだと2杯でベロベロになれる。
いい感じに気持ちよくなったところでこいつを食べに・・・

サンパウロにはすき家が進出していて、たくさん店舗がある。
20レアル、500円くらいで食べれるから助かるわ〜


なぜかラーメンもあるブラジルのすき家
翌日。
街をぶらぶら歩いた。

Mercado municipalという大きな市場に入った。
これを食べるために。

映えサンドイッチ。
具材はいろいろ選べて、豚足を選択。
ジャンクだけどうまい。
サンパウロの人は、マスクはしてたりしてなかったり。
だいたい半々くらいかな。
サンバのお姉さんはフェイスガードをつけてて、ちょっと違和感があった。

腹が満たされたところでリベルダージに向かった。
サンパウロには日本人街のリベルダージがある。
そういえば、8年前にリベルダージの風俗に行ったことを思い出した。
きったない置屋ビル、いわゆる底辺風俗だ。
当然場所なんて覚えてないので、当時のブログを見返した。

おい、ふざけんなよ8年前のJOJO。
ちゃんと書かなくて申し訳ない、読者のみんな。
匂わせるだけで場所隠したりするブログって見てて腹立ちますよね。
もうやりません。
※とはいえ、ブラジルの風俗情報なんて参考にする人がほぼいないのも事実です
自分が書いたクソ記事と微かな記憶を頼りにリベルダージを彷徨った。
クソ記事
>>サンパウロ激安置屋潜入レポート

辛うじて置屋の住所の番号「151」が画像に映っていて大きなヒントとなった。
ここかな・・・
151に当たる場所には新しい建物が立っていた。

潰れてしまったんだろうか。
8年も経ってるし十分ありえる。
でも、なんとなく雰囲気が違うような気もする。
もう一本奥の道も一応見てみよう。
あった。
周りの建物と違って、一棟だけ落書きだらけのビル。
入り口は男が頻繁に出入りしている。

8年ぶりのブラジル風俗に潜入だ。
続く
まだ続けてるんだいけべっち
続けてるよ