日本人女子といい感じになってしばらく2人旅した話 〜その12 別れを伝えたときの反応は〜

そこは離れ小島

エコロッジという名の電気も通っていない宿

ろうそくの明かりを頼りにぼくたちは自炊した夕食をとっていた

明日には本島に戻る予定

伝えるなら今夜だ

本島から持ってきたラム酒をあおる

「あのさ・・・・おれたち別々に旅した方がいいと思うんだけど・・・・・」

酔いがまわったところで切り出した

「・・・・・・・・どうして?」

現地の人との関わりについて

今の2人旅がぼくのやりたい旅とは違うことを説明した

Aの気持ちを重く感じていること

イライラすることが増えたこと

この2つは伏せたままにして・・・・

「私もバックパッカーだった時期があるし言ってることは分かる。分かるけど・・・・・」

「やっぱり嫌だ」

「私まだあと1ヶ月休みがあるんだよ?まだ一緒に居られると思ってたのに・・・・このあと私はどうしたらいいの?」

自分の休みなんだから好きにしたらいいんじゃ・・・・

と言える雰囲気ではない

「ごめん・・・・・」

謝るしかなかった

それでもなかなか受け入れてくれない

泣いたり怒ったり楽しかった時間を思い出して笑ったり

数時間の話し合いの末Aはついて折れた

「わかった。別々に行く。でもまた必ず会おうね」

そう言って目を閉じ顔を近づけてくるAを拒むことはできなかった

島から街に戻って1泊だけ同じ宿で過ごし

ぼくたちは別れた

バスターミナルで別々の行き先のチケットを買い

お互いのバスを一緒に待った

最後までAはキスを求めた

「じゃあまたね!気をつけて旅してね!」

情緒不安定にみえたAも最後は笑顔だった


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。