レインボーギャザリング潜入レポート 〜その9 ヒッピーたちのスピリチュアルの世界〜

日が暮れてサイレントデーが終わった

下山してキッチンで料理を手伝う

フルーツ、野菜、豆・・・・・・

ビーガン飯が続いているけど不思議と飽きはこない

食事の量はそれほど多くないし酒も飲めないので体重は少しずつ減っていったけど

体調はすごく良かった

肉や魚を食べなくても健康でいられるんだな

食後はしばらく焚き火を囲い

時折まわってくるたばこをふかしながら音楽に合わせて身体を揺らす

「ここにいる女はバタフライ。I like you so much なんて簡単に口にするけど、他に綺麗な花をみつければすぐにそっちに移っていく。退屈だよ」

いつもギターを抱えているあるモテ男がそう言った

いやいや・・・・・

最高じゃない?

そういう刹那的な恋に飽きてしまっただけなのかな

レインボーに来て数日が経ち少しずつ仲良いひとができてきた

ひとりは南米出身のA(♀)

「JOJO〜!!」

いつも笑顔で近寄ってくる無邪気なAと他のひとより長くハグすることは

ぼくのレインボーでの楽しみのひとつになっていた

もうひとりがアルゼンチン人のN(♂)

甘え上手で気づくと女の子とくっついてて

膝枕してもらったりしてることもしばしば

う、うらやましい・・・・・

がっついてる感じも全然ないし不思議な男だ

レインボーギャザリングには「ワールドギャザリング」と「ローカル(国または地方)ギャザリング」がある

今回のはワールドギャザリングだ

つまり世界版

ワールドギャザリングがヨーロッパで開催されれば数千人が集まるらしい

ところが今回の開催地の治安の問題により

この時点で参加者は50人ほどしかいなかった

それくらいの人数なら数日いれば顔を覚えられるしまとめるのもそう難しくないだろう

ぼくには丁度良いように思えた

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それでも揉め事は起こる

トーキングサークル(問題点について話し合う場)に参加してみたら

とある地元の男の話題になっていた

砂漠という不便な開催場所なので、水の確保や食料の運搬等運営面でどうしても地元のひとの助けが必要になる

その男がコミッションをとっているとかいないとかそんな内容の話だった

「観光客だけでは値段をふっかけられうから彼が買い出しについていったのに、買ってきた食料は費用の1/3程度の量しかなかった。コミッションをとってるんじゃないか」

「彼はいいやつだ。信じよう。彼だってファミリーなんだ」

「いや、あいつは買い出しの帰りに同じく地元からの参加者をボートに乗せなかった。それは許されない」

「あいつは麻薬常習者だ」

などなど擁護派と反対派の意見がぶつかることぶつかること

個性の強い集団だし、憶測や聞いた話からくる私見も入っているので収集がつかない

その様子が興味深くて2時間以上ただただ状況を観察していた

その夜

「この木からパワーを感じるわ。ほら、JOJO触ってみて」

アメリカ人(♂)から話しかけられた

JOJO「なにそれぜんぜん感じないけど う、うんそーかも!」

そんなもんわからんわ

スピリチュアルに目覚めたきっかけについて目を輝かせて話す彼女

まったくついていけない

でもこれまで出会ったことのないタイプなので面白い

「あなたはずっと私たちの表情を見ていてまるで観察してるみたいね」

バレてる・・・・・

この日は彼女の誕生日だった

「私は21年前の今頃生まれたの。私のお母さんはスピリチュアルではないんだけど、今日のこの時間に一緒に瞑想するって決めたの。良かったら一緒に瞑想に参加して」

こうして集団瞑想がはじまった

彼女は涙を流していた

他にも

「これはサイレントデーに私たちが太陽の下で祈りをこめてきた聖なる水よ。いまからみんなに配るわ」

と言って食事前に全員で少しずつその聖なる水なるもの(至って普通の水)を飲んだり

聖なる木(パウロサントとかいう名前だった気がする)を燃やした煙をふりかけられて

「チーン」て音がする仏教徒が使いそうな金属のお椀の音色を聞きながら目を閉じたり

ありがたーい感じがする謎の儀式が何度もあった

うーん・・・・

わからんぞスピリチュアル

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